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歯周病と勘違いしやすい根の病気(精密根管治療により治癒)





こんにちは。大杉歯科医院です😄


今回のブログでは精密根管治療の症例を1つご紹介します‼️






         *歯周ポケット=12mm

こちらは初診時の写真です。
歯ぐきに膿の袋があり、歯の根の内部が感染している状態でした。
噛むと痛みもあるため、マイクロスコープを用いた精密根管治療をご希望されました。








この症例は、エンドペリオ病変と呼ばれるのですが、根の内部の感染(細菌)が、根尖より排出され、それがさらに歯周ポケットを通り、口腔内に排出されます。
(歯周ポケットが形成されそこから膿が出てくることから歯周病と勘違いされやすいのです)



この場合、必要なのは、歯周病の治療でなく、根の治療です!

根の中の細菌を取り除くと治癒します❤️‍🩹





次は精密根管治療の様子です。



マイクロスコープを使い、根の中を拡大して治療します。
録画機能もあるため治療後どのように進めていたのか、歯科医師(もしくは歯科衛生士)からご説明します。
また、ラバーダムというゴムのマスクをつけ、お口の中にいる細菌の侵入を防ぎます。







今回は高い封鎖性と殺菌効果のあるバイオセラミックシーラーを使用しました。







薬を詰め終わった後の写真です。





    
     Before:歯周ポケット=12mm           After(治療後5ヶ月):歯周ポケット=3mm


治療後5ヶ月でPD値(ポケットの深さ)12mmから3mmまで改善しました😊
根管治療を行ったおかげで、感染がとれて治癒しました❣️






     
    Before:根に沿った透過像を認める          After(治療後5ヶ月):透過像が改善している


治療前は歯の周りが黒く透けて骨が溶けている状態でしたが、
治療後は黒く透けていた部分が白く写り、歯を支える骨が治癒していることがわかります👀✨
初診時は噛むと痛い状態でしたが、根管治療後は痛みが改善しました。





精密根管治療にご興味のある方は、ぜひ一度ご来院ください。




初診時は資料集めとしてお口の中全体のレントゲン写真撮影、口腔内写真撮影、歯周病の検査をさせていただき簡単に現状の説明をいたします。
2回目来院時にお口の中の状態について詳しくご説明させていただきます。
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