ファーストビュー01
ファーストビュー02
ファーストビュー03
インプラント治療の結果に
「本当に納得したい」
あなたへ
三重県津市で選ばれる理由は、確かな技術と丁寧なカウンセリング。
大杉歯科医院のインプラントは、あなたの未来を見据えた選択肢です。
  • 他院で断られた方へのインプラント治療が可能 他院で断られた
    方への
    インプラント
    治療が可能
  • 多数の症例を患者様に明確に公開 多数の症例を
    患者様に
    明確に公開
  • 国内、海外の勉強会で技術と知識の向上 国内、海外の
    勉強会で
    技術と
    知識の向上
Concept
当院が選ばれる理由

三重県津市の大杉歯科医院には、他院での診断に納得できずセカンドオピニオンとして来院され、
そのまま治療をお任せいただく患者さまが多くいらっしゃいます。
その背景には、当院が“表面的な治療”ではなく、
歯を長く守るための本質的な医療を追求している姿勢があります。

私たちは、歯の「外側」にアプローチする歯周病治療と、「内側」に対処する根管治療の両立を重視しています。これらが複雑に絡む症例にも対応できるよう、歯科用CTやマイクロスコープを駆使し、原因を見逃さない精密な診断と安全な処置を行っています。

また、インプラントを成功させるには、歯そのものだけでなく、支える骨や歯ぐきの状態が重要です。当院では、骨再生や歯肉形成といった再生医療技術にも力を入れており、
難症例にも柔軟に対応できる高度な体制を整えています。

Case
症例集のご紹介
前歯一本のインプラント治療(術前) 前歯一本のインプラント治療(術後)

前歯一本のインプラント治療

前歯の審美性を決める要素として、中切歯(ちゅうせっし:上の真ん中の2本の歯)の左右の対称性は極めて重要です。右上1の形態をダイレクトボンディングで修正することで、左右対称な歯冠形態を再現しています。
自分の歯と比べてもどちらがインプラントか分からないくらい自然な見た目になりました。侵襲を抑えるため、最小限の範囲で切開しているので手術痕も全く分からない仕上がりとなっています。
詳細を見る
治療名 前歯インプラント/結合組織移植
基礎データ 39歳/女性
治療期間 1年
執刀医 Dr. 大杉
治療費 56万円
■内訳
  • ・インプラント40万円
  • ・結合組織移植10万円
  • ・CT1万円
  • ・精密コンポジットレジン修復5万円
概要 前歯の審美性を決める要素として、中切歯(ちゅうせっし:上の真ん中の2本の歯)の左右の対称性は極めて重要です。右上1の形態をダイレクトボンディングで修正することで、左右対称な歯冠形態を再現しています。
自分の歯と比べてもどちらがインプラントか分からないくらい自然な見た目になりました。侵襲を抑えるため、最小限の範囲で切開しているので手術痕も全く分からない仕上がりとなっています。
主な副作用 手術後の出血・腫れ・内出血、インプラント補綴破損、インプラント周囲炎
前歯部GBR(術前) 前歯部GBR(術後)

超難症例にも対応可能な骨増生テクニック
~前歯部GBR〜

歯を失うとそれに支えられていた骨が垂直的・水平的に吸収し、顎堤が痩せた状態になります。理想的な歯冠形態を再現するためには、失われた骨・歯肉を再生(GBRを活用)し、インプラントを埋入する必要があります。
詳細を見る
治療名 超難症例にも対応可能な骨増生テクニック~前歯部GBR〜
基礎データ 37歳/男性
治療期間 2年
執刀医 Dr. 大杉
治療費 86万円
■内訳
  • ・インプラント40万円
  • ・骨増生10万円
  • ・CT1万円
  • ・結合組織移植10万円
  • ・精密コンポジットレジン修復5万円×5本
概要 歯を失うとそれに支えられていた骨が垂直的・水平的に吸収し、顎堤が痩せた状態になります。理想的な歯冠形態を再現するためには、失われた骨・歯肉を再生し、インプラントを埋入する必要があります。
主な副作用 手術後の出血・腫れ・内出血、インプラント補綴破損、インプラント周囲炎
臼歯部GBR(術前) 臼歯部GBR(術後)

超難症例にも対応可能な骨増生テクニック
〜臼歯部GBR〜

「歯周病が重度に進み抜歯した」、「義歯を長期で使用している」などの場合には、顎の骨が著しく吸収し、インプラントを埋入することが難しくなります。そのような場合でも、GBR(骨誘導再生法)を行うことによりインプラントの埋入がすることが可能となります。当院では、このような処置を日常的に行っております。
詳細を見る
治療名 超難症例にも対応可能な骨増生テクニック〜臼歯部GBR〜
基礎データ 55歳/女性
治療期間 2年
執刀医 Dr. 大杉
治療費 111万円
■内訳
  • ・インプラント40万円×2本
  • ・骨増生30万円
  • ・CT1万円
概要  骨吸収が大きくそのままではインプラントが埋入できないケースですが、骨増生を行うことによりインプラントの埋入が可能になりました
主な副作用 手術後の出血・腫れ・内出血、インプラント補綴破損、インプラント周囲炎
上顎奥歯の骨増生(術前) 上顎奥歯の骨増生(術後)

上顎の奥歯で骨がない場合の骨増生

骨が薄く、そのままではインプラントが埋入できないケースですが、サイナスリフトを行い十分な骨を獲得することで十分な長さのインプラントの埋入が可能になりました。
詳細を見る
治療名 上顎の奥歯で骨がない場合の骨増生
基礎データ 33歳/女性
治療期間 1年6ヶ月
執刀医 Dr. 大杉
治療費 66万円
■内訳
  • ・インプラント40万円
  • ・サイナスリフト15万円
  • ・骨増生10万円
  • ・CT1万円
概要 骨が薄く、そのままではインプラントが埋入できないケースですが、サイナスリフトを行い十分な骨を獲得することで十分な長さのインプラントの埋入が可能になりました。
主な副作用 手術後の出血・腫れ・内出血、インプラント補綴破損、インプラント周囲炎
矯正併用インプラント(術前) 矯正併用インプラント(術後)

矯正治療と併用したインプラント治療

前歯をぶつけて折った患者様ですが、インプラント治療希望で来院されました。現状の歯並びでインプラント治療を行っても、綺麗な見た目にならないこと、将来的に矯正治療が出来なくなることを説明させていただいたところ、矯正治療を併用することを希望されました。
詳細を見る
治療名 矯正治療と併用したインプラント治療
基礎データ 36歳/男性
治療期間 3年
執刀医 Dr. 大杉
治療費 147万円
■内訳
  • ・矯正治療85万
  • ・インプラント40万
  • ・GBR10万
  • ・CT2万
  • ・結合組織移植10万
概要 前歯をぶつけて折った患者様ですが、インプラント治療希望で来院されました。現状の歯並びでインプラント治療を行っても、綺麗な見た目にならないこと、将来的に矯正治療が出来なくなることを説明させていただいたところ、矯正治療を併用することを希望されました。
主な副作用 手術後の出血・腫れ・内出血、インプラント補綴破損、インプラント周囲炎
全く歯がない場合の治療(術前) 全く歯がない場合の治療(術後)

全く歯がない場合のインプラント治療

長年義歯を使用していた患者様ですが、より使いやすいものをということで、上顎はインプラントを支えにした義歯(インプラントオーバーデンチャー)、下顎はインプラントを支えにした固定性のブリッジ(ボーンアンカードブリッジ)にて対応しました。物が食べやすくなったととても満足されています。
詳細を見る
治療名 全く歯がない場合のインプラント治療
基礎データ 70歳/女性
治療期間 1年6ヶ月
執刀医 Dr. 大杉
治療費 512万円
■内訳
  • ・インプラント40万円×8本
  • ・下顎上部構造100万円
  • ・上顎義歯50万円
  • ・骨増生20万円
  • ・CT2万円
  • ・サージガイド10万円
  • ・静脈内鎮静法10万円
概要  長年義歯を使用していた患者様ですが、より使いやすいものをということで、上顎はインプラントを支えにした義歯(インプラントオーバーデンチャー)、下顎はインプラントを支えにした固定性のブリッジ(ボーンアンカードブリッジ)にて対応しました。物が食べやすくなったととても満足されています。
主な副作用 手術後の出血・腫れ・内出血、インプラント補綴破損、インプラント周囲炎
歯牙移植(術前) 歯牙移植(術後)

歯牙移植という選択肢

インプラント、ブリッジなど様々な治療の選択肢がありますが、それぞれの治療法のメリット・デメリットをご説明したところ、自分の歯だけで治療が完結することから歯の移植を希望されました。ダイレクトボンディングで歯冠形態を修正することで、歯をほとんど削ることなく(歯の強度を下げることなく)審美的な歯冠形態を再現することができました。
詳細を見る
治療名 歯牙移植という選択肢
基礎データ 39歳/女性
治療期間 3年1ヶ月
執刀医 Dr. 大杉
治療費 119万円
■内訳
  • ・矯正治療85万
  • ・歯の移植20万
  • ・根管治療5万
  • ・築造3万
  • ・精密コンポジットレジン修復6万
概要 インプラント、ブリッジなど様々な治療の選択肢がありますが、それぞれの治療法のメリット・デメリットをご説明したところ、自分の歯だけで治療が完結することから歯の移植を希望されました。ダイレクトボンディングで歯冠形態を修正することで、歯をほとんど削ることなく(歯の強度を下げることなく)審美的な歯冠形態を再現することができました。
主な副作用 術後疼痛、歯根吸収、移植歯が定着しない
Doctor
院長紹介
医療法人 大杉歯科医院 院長 大杉 和輝
大杉 和輝
医療法人 大杉歯科医院 院長
高度歯科治療を提供できるように
日々研鑽を続けております
 大杉歯科医院へ、ようこそ。
 私はこれまで、インプラント・重度歯周病の治療・精密根管治療・審美歯科を専門とする歯科医院にて、多くの患者さまの診察にたずさわらせて頂きました。そしてこの度、長年培ってきた技術をより多くの患者さまにご提供したいと考え、設備を一新・医院規模を拡大するため、大杉歯科医院をリニューアルオープンいたしました。
 当院では、「チーム医療・チームアプローチ」を重視しており、様々な専門分野(歯周病治療、インプラント治療、根管治療、審美歯科治療、矯正治療、歯科麻酔)のトレーニングを積んだ歯科医師に加え、歯科衛生士、歯科技工士、スタッフが連携しながら、患者様のお口のケアに取り組んでおります。
 技術力の高い医院と自負しておりますので、他院対応できず悩まれているなら、是非当院へご相談ください。
略歴 2015年3月 愛知学院大学卒業
2015年4月 医療法人社団石川歯科 勤務
2021年12月 医療法人大杉歯科医院 院長就任
所属学会 5D-Japan

世界レベルの技術獲得を目指し、5D-Japan創業者である「石川 知弘」先生のもと、歯科医療の技術研鑽に励んでいます。
OJ(Osseointegration study club of Japan)会員
日本臨床歯周病学会 会員
日本口腔インプラント学会 会員
日本顕微鏡学会 会員
静岡県口腔インプラント研究会 会員
SPIS(Shizuoka Perio implant Study)会員
はまゆう会 会員
主な活動 2016年 5-D Japan ファンダメンタルコース(エンド・修復)に参加
CEセミナー(月星先生、マイクロハンズオン)に参加
CEセミナー(月星先生、ダイレクトボンディング)に参加
デンタルアーツアカデミー(三橋先生、精密CR)に参加
デンタルアーツアカデミー(Dr.Marco、Restodontics)に参加
2017年 CEセミナー(月星先生、エンドアドバンス)に参加
マイクロエンドコース(澤田先生)に参加
PECベーシックコース(山本先生)に参加
5-D Japan 衛生士(DH)コースに参加
マイクロエンドセミナー(福西先生)に参加
2018年 補綴8回コース(小出先生)に参加
デンタルアーツアカデミー(寺内先生、リトリートメント)に参加
マイクロ修復コース(南先生)に参加
GPOベーシックコース(米澤先生)に参加
GPOアドバンスコース(米澤先生)に参加
2019年 再生療法ハンズオンコース(Dr.Cortellini)に参加
5-D Japan 総会10周年に参加
PRD(アメリカ・ボストン)に参加
デンタルアーツアカデミー(三橋先生、ミラーテクニック)に参加
デンタルアーツアカデミー(Dr.Haapasalo)に参加
PECエビデンスコース(山本先生)に参加
静岡口腔インプラント研究会にて「中間歯欠損に自家歯牙移植を応用した2症例」という演題で症例発表
2020年 デンタルアーツアカデミー(寺内先生、超難症例コース)に参加
2021年 5-D Japanアドバンスコースに参加
5-D Japan コルテリーニオンラインコースに参加
i6(アシックス)で症例発表
ドクターブック【第2回ケースレポートGP 優秀発表賞】前歯部に自家歯牙移植を行い審美的に回復した一症例
i6(アシックス)で、「ハニカムメンブレンを用いた前歯部GBR」という演題で症例発表
2023年 「World Young Dental Innovators’ Meeting 2023」(パシフィコ横浜ノース)で国際若手歯科大会の日本人演者に選出

(パンフレット)
執筆協力 「インプラントYEARBOOK 2020 (クインテッセンス出版)
多数歯欠損における垂直的硬軟組織増生の役割とテクニック J-STAGE
CAD/CAM冠セメンテーションを検討する
Contact
お問い合わせ

インプラント治療に
精通した歯科医師による

「無料カウンセリングのご案内」

大杉歯科医院では、歯を失った方を対象に、無料のインプラントカウンセリングを実施しています。
「歯がない状態をそのままにしている」「他院で治療を断られた」など、どんなお悩みにも真摯に向き合い、今後の選択肢をご提示いたします。

ご相談を担当するのは、インプラント症例の豊富な歯科医師です。歯科用CTをはじめとした精密な検査結果をもとに、患者さま一人ひとりに適した治療プランをご提案します。
お口の健康は時間とともに変化します。まずは現状を把握することから始めてみませんか?
無理な勧誘などは一切行いませんので、安心してご予約ください。

変わりたいあなたへ 未来を変えるインプラント治療

噛める喜びと笑顔を取り戻すために

噛める喜び笑顔
取り戻すために

歯を失うことで、食べることの楽しさや、人との会話の機会が減ってしまった経験はありませんか?
「硬いものが食べられない」「口元が気になって人前で笑えない」――そんな思いを抱えたままの日常は、本来の自分らしさを奪い、心の豊かさまでも損ねてしまいます。

大杉歯科医院では、歯を失った方が再び自然な笑顔と快適な食生活を取り戻せるよう、インプラント治療を提供しています。
インプラントは、人工の歯根(インプラント体)を顎の骨に埋め込むことで、失われた歯の機能を補う先進的な治療法です。入れ歯のように外れる心配もなく、ブリッジのように周囲の歯を削る必要もありません。まるで自分の歯のようにしっかりと噛めるのが最大の特長です。

当院では、精密なCT診断に基づいて治療計画を立案し、機能面だけでなく見た目の美しさにも配慮した仕上がりを目指します。
また、骨の量が足りない方や、他院で治療を断られたような難症例にも対応できる高度な技術と設備を備えています。

インプラントに対して「手術が怖い」「本当に大丈夫?」といった不安を感じる方も少なくありません。そこで私たちは、初回カウンセリングから時間をかけて丁寧にご説明し、納得して治療に進んでいただけるよう心がけています。
無理にすすめるのではなく、一緒に治療方針を考える“パートナー”のような立場であることを大切にしています。

「しっかり噛めるって、こんなに快適だったんだ」と、治療を終えた多くの方が笑顔でお話しくださいます。
噛める喜び、思いきり笑える幸せ――それを取り戻すための第一歩を、私たちと一緒に踏み出してみませんか?

“抜けたまま放置”がもたらす
全身への影響

「1本だけだから」「見えない場所だから」と、歯を失ったまま放置してしまってはいませんか?
実はこの“何もしない”という選択が、お口だけでなく全身の健康にまで悪影響を及ぼす可能性があるのです。

まず、歯を1本失うと、その隣の歯が空いたスペースに倒れ込んだり、噛み合っていた歯が伸びてきたりして、歯列全体のバランスが崩れていきます。
その結果、噛み合わせにズレが生じ、顎関節症や頭痛、肩こりといった不調を引き起こすこともあります。
さらに、噛み合わせが乱れると咀嚼機能が低下し、消化不良や栄養の偏りにもつながりかねません。

また、歯を支えていた顎の骨は、歯を失うと次第に痩せていきます。
骨のボリュームが減ることで、口元がやせ細り、老けた印象になるケースも少なくありません。
見た目だけでなく、入れ歯が合わなくなる、将来的にインプラントが難しくなる、といったデメリットも生じます。

こうした負の連鎖を断ち切るために、早期の対応が重要です。
インプラントは1本の歯を周囲に影響させずに補える治療法であり、噛む力を顎にしっかり伝えることで、骨の吸収を防ぐ効果も期待できます。

大杉歯科医院では、「歯を失ったこと」そのものではなく、「失ったまま放置してしまうこと」が健康リスクであると考えています。
すでに時間が経ってしまった場合でも、あきらめる必要はありません。
当院では、骨が少ない方に対しても**GBR(骨再生誘導法)やサイナスリフト(上顎洞底挙上術)**などの再生療法を駆使し、インプラント治療の可能性を広げています。

見た目の問題だけでなく、健康を守るという視点からも、歯を補うことは極めて重要です。
「まだ大丈夫」と思っていた歯の欠損が、将来の大きな後悔につながらないように――
ぜひ一度、ご自身の口の中と向き合う時間を持ってみてください。

Features
当院のインプラント治療の特徴
  • 最終ゴールから逆算した正確な審査・診断
    01

    最終ゴールから逆算した正確な審査・診断

    理想のかたちを実現するには、「どんな歯をつくるか」から逆算した治療計画が欠かせません。当院では、CTによる立体的な画像診断をもとに、インプラントを「どこに・どの角度で・どの深さに」埋入すべきかを細かくシミュレーションし、機能性と見た目の両立を図ります。

  • 骨が足りない・他院で断られた症例も対応可能
    02

    骨が足りない・他院で断られた症例も対応可能

    「骨が少ないから難しい」と言われた方も、GBR(骨再生誘導法)やサイナスリフトなどの技術を用いることで、顎骨を再建してインプラント埋入を可能にすることができます。長年の経験と技術を生かし、他院で断られたケースでもあきらめずに治療へ導きます。

  • 歯ぐきまで美しく自然な見た目を再現
    03

    歯ぐきまで美しく自然な見た目を再現

    噛めるだけではなく、「自然な口元を取り戻したい」というご希望にも応えるのが、当院のインプラント治療です。特に前歯のような審美領域では、歯ぐきの厚み・ライン・色味まで精密に再現する必要があります。当院ではマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を使用し、肉眼では見えない細部まで処置可能な体制を整え、違和感のない美しい仕上がりを目指します。

  • 一方通行ではない、患者参加型の治療計画
    04

    一方通行ではない、患者参加型の治療計画

    治療は医師だけで決めるものではありません。当院では、インプラントの選択肢だけでなく、入れ歯やブリッジなど他の治療法との違いも丁寧に解説し、患者さまと一緒に最善の方針を考えます。「よくわからないまま治療が始まる」ことがないよう、納得感のある説明と対話を大切にしています。

インプラントとは ―人工歯根の基礎知識―

天然歯と変わらない見た目と機能

天然歯と変わらない
見た目機能

「インプラントは本物の歯のように見えますか?」というご質問を多くの患者さまからいただきます。
その答えは、「はい、ほとんど天然歯と見分けがつかないほど自然に仕上がります」。

大杉歯科医院では、見た目の美しさ=審美性にも妥協しません。とくに前歯など人目につきやすい部分には、ジルコニアやセラミック素材を採用し、色調・形状・透明感を細やかに設計。隣の歯との調和はもちろん、歯ぐきとのバランスや“ブラックトライアングル”の発生リスクにも注意を払いながら、自然な口元を再現します。

さらに、インプラントの大きな利点は**「機能性」**にもあります。入れ歯のように外れることがなく、しっかり固定されるため、自分の歯のような感覚で噛んだり話したりすることが可能です。
りんごやたくあんなど、硬めの食材もしっかり噛める力を取り戻せるのは、多くの患者さまが実感される大きなメリットです。

また、インプラントは顎の骨と結合する構造のため、噛むたびにその刺激が骨へ伝わり、顎の骨が痩せるのを防ぐ効果も期待できます。
「見た目」「機能」「健康」の3つを兼ね備えた治療法――それが、私たちが提供するインプラントの魅力です。

ブリッジ・入れ歯との
違いと比較

歯を失った際の治療法には、インプラント以外にもブリッジや入れ歯といった選択肢があります。
それぞれに特徴と適応がありますので、違いを正しく理解したうえで選択することが大切です。

ブリッジは、欠損部の両隣の歯を削って土台とし、そこに連結した人工歯をかぶせる方法です。保険が適用されるケースも多く、比較的スピーディに治療が完了する一方で、健康な歯を削る必要があるという点が大きなデメリットです。支えとなる歯に大きな負担がかかることで、将来的にその歯の寿命を縮めてしまうリスクもあります。

入れ歯は、部分入れ歯・総入れ歯のいずれも保険診療の対象で費用を抑えやすい反面、「外れやすい」「異物感がある」「しっかり噛めない」といったお悩みがつきものです。とくに硬いものや繊細な食感の食事を楽しむ際には、違和感を覚える方も多くいらっしゃいます。

一方、インプラントは周囲の歯を削ることなく、失った歯の場所に単独で人工歯根を埋め込む治療です。天然歯に近い咬合力と美しさを再現でき、見た目の自然さや、噛むときの安心感にも大きな違いがあります。
また、長期的な視点で見ても、口腔全体のバランスを保ちやすく、他の歯に悪影響を及ぼしにくい点も特筆すべきポイントです。

ただし、インプラントは自由診療に該当し、外科的手術が必要となるため、誰にとっても最適というわけではありません。
そのため当院では、インプラントだけを一方的に勧めることはせず、ブリッジや入れ歯との違いを明確にご説明したうえで、患者さまの希望やお口の状態に合った最良の治療を一緒に考えます。

Flow
進行の流れ
  • STEP01
    カウンセリング

    カウンセリング

    ヒアリングとカウンセリングから始めます。その上で、インプラントを植立する位置、深さ、角度までを繊密に検討し診査、診断を行います。その際、大体の費用や期間をお伝えします。

  • STEP02
    検査・診断

    検査・診断

    インプラント治療を進める前にまずは検査をさせていただきます。顎骨の量や質、形、お口の中の型取りや、CT、レントゲンにて撮影致します。インプラントの治療にはこれは必要不可欠で、顎骨にインプラントを埋め込み可能かここで判断致します。

  • STEP03
    一次手術

    一次手術

    一次手術では、顎骨にドリルで穴を開けてインプラントを埋め込むところまで行い、その後、歯肉で蓋をし縫合致します。※「一回法」では、インプラントを露出させたまま手術が終わり、2度目の手術はありません。

  • STEP04
    結合期間

    結合期間

    埋め込んだインプラントと顎骨を結合(オッセオインテグレーション)を定着させるため、3~6ヶ月ほど期間を置きます。

  • STEP05
    二次手術

    二次手術

    チタンと顎骨が結合しましたら、再び歯肉を開き、インプラントにアバットメントと呼ばれる歯の土台を取りつけ致します。

  • STEP06
    仮歯の装着

    仮歯の装着

    仮歯を土台の上に装着し、実際に使用しながら噛み合わせや色合いなどを確認致します。違和感のあるところは担当の歯科医師と相談しながら調整し、人工歯の作製に向けてデータを収集致します。

  • STEP07
    最終的な人工歯の装着

    最終的な人工歯の装着

    仮歯の使用で集めたデータから人工歯を作製致します。その後、噛み合わせや色合いをチェックしてから取りつけます。
    インプラント治療はこれで完了となります。

  • STEP08
    メインテナンス

    メインテナンス

    インプラントは埋めて終わりではありません。治療後も天然歯と同様に、毎日しっかり歯磨きする必要があります。

Flow
オペ後の治療経過
Contact
お問い合わせ

インプラント治療に
精通した歯科医師による

「無料カウンセリングのご案内」

大杉歯科医院では、歯を失った方を対象に、無料のインプラントカウンセリングを実施しています。
「歯がない状態をそのままにしている」「他院で治療を断られた」など、どんなお悩みにも真摯に向き合い、今後の選択肢をご提示いたします。

ご相談を担当するのは、インプラント症例の豊富な歯科医師です。歯科用CTをはじめとした精密な検査結果をもとに、患者さま一人ひとりに適した治療プランをご提案します。
お口の健康は時間とともに変化します。まずは現状を把握することから始めてみませんか?
無理な勧誘などは一切行いませんので、安心してご予約ください。

他院でインプラントが 「できない」と言われた方へ

ビックリマーク 骨が足りなくても諦めないで!
以前は骨が足りなければインプラントができませんでしたが、現在はGBR(骨誘導再生法)や、サイナスリフト(上顎の骨を増やす術式)などで程度造ることができ、インプラントが埋入できる可能性があります。

骨が少ない方への再生療法
(GBR・サイナスリフト)

「骨が足りないからインプラントは難しい」――そう診断されたご経験はありませんか?
近年では、骨量が不足していてもインプラント治療を可能にする再生療法が進化しており、大杉歯科医院でもその技術を取り入れることで多くの患者さまに治療の選択肢を広げてきました。

当院では、CT撮影による3D画像診断をもとに、骨の厚みや高さ、密度を立体的に把握。必要があれば、骨造成を取り入れたインプラント治療計画をご提案しています。

代表的な再生療法のひとつが「GBR(骨誘導再生法)」です。骨が不足した部位に自家骨や人工骨を補填し、特殊な膜(メンブレン)で覆うことで、骨の再生を促しインプラントの土台を築く方法です。

また、上顎奥歯など骨が特に薄い部位には「サイナスリフト(上顎洞底挙上術)」が適応されます。上顎洞と呼ばれる空洞の底を持ち上げ、その下に骨を造成することで、十分なインプラント埋入スペースを確保することが可能になります。

これらの高度な再生治療は、歯科用CTや精密シミュレーション技術、そして確かな経験を持つ術者による対応が前提となります。
大杉歯科医院では、難症例に多数対応してきた実績を活かし、「他では無理と言われた」ケースでもあきらめずに治療の可能性を模索しています。

「骨が足りない」と診断された方こそ、一度当院でご相談いただきたい症例です。
治療の土台から再構築することで、インプラント治療の可能性が大きく広がります。

抜歯即時埋入で
身体への負担を軽減

治療期間や身体への負担を軽くしたい方にとって、**「抜歯即時埋入」**は有力な選択肢のひとつです。

これは、虫歯や歯周病などで抜歯が必要になった際、その当日にインプラントを埋め込む方法です。従来であれば、抜歯後に歯ぐきや骨の治癒を数ヶ月待ったうえで次のステップへ進んでいましたが、この方法を用いることで、治療期間を短縮できるほか、手術の回数も抑えられます。

さらに、抜歯直後の歯ぐきの形を活かせるため、特に審美性が求められる前歯部では、自然な仕上がりが期待できるという利点もあります。歯がない期間を極力短くできるため、見た目や会話などに不安を抱える方にも安心してお選びいただけます。

ただし、抜歯即時埋入はすべての患者さまに適応できるわけではありません。
炎症の有無や骨の状態、歯ぐきの厚みや形など複数の条件を慎重に確認する必要があります。

大杉歯科医院では、CTや口腔内検査によって十分な診査を行い、適応可能と判断できた方にのみご提案しています。

「早く治療を終えたい」「通院回数を減らしたい」「歯がない期間を作りたくない」といったご希望に対し、身体にも心にも優しい選択肢としてご提案できるのが、この抜歯即時埋入です。

大杉歯科医院では、これまで他院で「治療が難しい」とされた症例にも真摯に向き合い、再生療法や即時埋入といった先進技術を用いて新たな選択肢をご提示してきました。

患者さまの「もう一度しっかり噛めるようになりたい」「笑顔に自信を持ちたい」といった想いに寄り添い、最適な治療方法を対話と診断を通して一緒に導き出す――それが、当院の変わらぬ姿勢です。

Aesthetics
審美性にこだわるインプラント

「当院のインプラントは審美性にも
こだわります」

 インプラント治療は噛むという機能だけでなく、自然で美しい仕上がりの審美的にも優れたインプラントが求められています。特に前歯は顔の印象を決める重要な要素であることから、患者さまから求める水準も高いものとなっています。
 そのため当院では歯肉のラインを意識し、自然で若々しい歯肉の形成を行っているほか、上部構造(人工歯)にもこだわり口元になじんだ色、輝き、透明度など違和感のない仕上がりを追求しています。

審美性を高めるための3つの手法

トップダウントリートメントにより理想的な位置に埋入
 インプラント治療においてCTによる精密診断にはいまや欠かせない存在であり、3D画像解析ソフトによるコンピュータ・シミュレーションにより精密な治療計画がたてられることで、機能的にも審美的にも理想的な埋入位置と経路を決めることができるようになりました。その埋入部に十分な骨がない場合、骨移植や骨増生により骨の幅や高さを補うことで自然で美しい仕上がりが実現できます。
インプラント周囲に十分な硬組織(歯槽骨)・軟組織(歯肉)を再建する
インプラント周囲の組織が不足していると歯肉からの立ち上がりの形態を左右対称にすることが難しく、審美的に満足のいく結果を得ることが出来ません。
インプラント埋入と同時または段階的に、GBR(骨誘導再生法)を行うことで歯槽骨の再建、結合組織移植を行うことで歯肉の再建を行い、審美的な歯肉の形態を再現できるよう最大限努力します。
ルートメンブレンと呼ばれる最新術式を採用
 前歯は唇側の骨(バンドルボーン)がもともと薄く、抜歯すると歯根膜(歯根を歯槽骨に結びつけている組織)という組織からの血液供給が途絶えるため、吸収されやすく歯ぐきの退縮が起こります。そうした骨の吸収を抑止するために考えられたのが“ルートメンブレン”という最新の技術です。
 通常は歯根はすべて抜き去りますが、一部を残すことで歯槽骨と歯肉の吸収を防ぐことができ、美しいインプラントの形態を再現することができます。
 高度技術を求められる治療となるため、日本ではまだ限られたクリニックでしか行われていません。
ブラックトライアングルを作らないインプラント
 ブラックトライアングルは、歯と歯の間の歯肉(歯間乳頭)が退縮することで起こる黒い三角形のことです。
 インプラント治療においても歯肉が退縮することによってできてしまうことがあります。
 当院では、インプラント周囲に十分な骨・歯肉を獲得することや、インプラントポジションを適正な位置に配置することで、プラックトライアングルができないように(高い審美性を獲得でにるように)配慮して治療を行います。
Periodontal&Implant
歯周病とインプラントの深い関係

歯を失った原因から
向き合う治療

歯を失った原因から向き合う治療

インプラントは、単に「歯を補うため」の治療ではありません。
本当に大切なのは、「なぜその歯を失ったのか」という背景を明確にし、再発を防ぐための対策を講じることです。

日本人が歯を失う最も大きな理由は、虫歯ではなく歯周病です。歯周病は進行が緩やかなことも多く、気づいたときには骨が溶けてしまっていることも少なくありません。このように、歯を支える骨にダメージを与える疾患であり、インプラントの成功にも密接に関わっています。

そこで大杉歯科医院では、インプラントを希望されるすべての患者さまに対して、まず口腔内の状態を詳しく確認。
歯周病のリスク、骨の量や質、過去の治療歴などを診査し、「なぜその歯を失ったのか」を患者さまと一緒に共有することから治療をスタートします。

インプラントを入れることは、ゴールではなく“新たな始まり”です。
原因に向き合わなければ、せっかく埋入したインプラントも再び炎症を起こし、脱落するリスクがあります。

私たちは、歯周病ケア・咬み合わせの調整・生活習慣の見直しといった包括的なアプローチで再発を防ぐ治療体制を整えています。
「もう歯を失いたくない」という気持ちに、確かな根拠と診療体制で応えてまいります。

歯周病の既往がある方が
注意すべきこと

歯周病の既往がある方が注意すべきこと

過去に歯周病を患ったことのある方、もしくは現在治療中の方がインプラントを検討する際には、「インプラント周囲炎」への注意が必要です。 インプラント周囲炎とは、インプラントの周囲に細菌感染が起こり、歯ぐきや骨に炎症が広がっていく疾患です。 放置すれば骨吸収が進行し、インプラント自体が抜け落ちてしまうこともあります。 歯周病と同様に、静かに進行しながら骨にダメージを与えるこの疾患は、歯周病歴のある方ほど発症リスクが高いとされています。 そのため大杉歯科医院では、以下のような対策を徹底しています:

  • 歯周病の治療を完了し、安定している状態でインプラント治療に進むこと
  • 治療後も定期的なメンテナンスと専門的なクリーニング(SPT)を継続すること
  • セルフケアの指導や、生活習慣(喫煙・糖尿病・ストレス等)の管理に関する情報提供

特にリスクのある方には、治療前からしっかりと説明を行い、インプラントを長く保つための知識と意識を共有することを大切にしています。

「せっかく手に入れたインプラントを、再び失いたくない」
その想いを現実にするには、治療後の“見えない努力”が欠かせません。

歯周病は過去の原因であると同時に、未来に潜むリスクでもあります。
大杉歯科医院では、治療前から治療後まで一貫して歯周病に対応できる診療体制を整え、患者さまの口腔内の健康を長期的にサポートしています。

インプラントを本当の意味で「一生もの」にするために――
まずは、歯を失った背景をともに見つめ直すことから始めましょう。

Implant&Orthodontics
インプラントと
歯並び(矯正治療)の関係
  矯正治療とインプラント治療、両方が必要な方の場合、矯正治療を先に行ったり、インプラント治療を先に行ったり、ケースにより様々です。
矯正治療とインプラント治療を両方行うメリット

1.インプラントスペースの確保

 長い間、歯のない状態が続くと、隣の歯が倒れてきたり、かみ合わせの歯(対合歯)が伸びてくる等、様々な悪影響があります。部分矯正によってそれらの歯をもとの正しい位置に戻し、インプラントを埋入するスペースをつくることが可能です。

2.早期に噛み合わせを回復できる

 歯を失った本数が多く噛むところが無い場合は、インプラント治療を先に行います。 インプラントの仮歯を装着し、噛み合わせが整ったら矯正治療を開始します。インプラントの埋入ポジションですが、事前に模型でシミュレーションを行い、矯正後の噛み合わせを反映した位置に埋入します。

3.インプラントの本数を減らせる

 多数の歯が欠損している場合でも、歯がない部分を矯正治療によってまとめることで、インプラントを埋入する本数を減らせる場合があります。

4.かみ合わせを良くし、インプラントを長持ちさせる

 骨格的な不調和があると一部の歯に負担がかかります。例えば前歯の咬み合わせがきちんと噛んでいない場合、奥歯に負担がかかりやすいです。矯正治療によって噛み合わせをよくすることで、奥歯にインプラントを入れても負担がかからなくなり、長期安定させることが可能です。

Difference
他の治療法との違い
  • 入れ歯とインプラントの違い
    01

    入れ歯とインプラントの違い

    歯を失ったとき、多くの方が最初に悩まれるのが「入れ歯にするか」「インプラントにするか」という選択です。
    それぞれに利点と課題があり、どちらが合うかは人によって異なりますが、長く快適に噛めることや見た目の自然さを重視する方には、インプラントが有力な選択肢となります。

    入れ歯は保険診療が可能で比較的コストを抑えやすく、手軽に始められる治療方法です。
    しかし一方で、着脱の手間・異物感・噛む力の低下といった点がネックになることもあります。
    特に総入れ歯では、話すときのズレや食事中の不安定さが気になるという声も少なくありません。

    インプラントは、人工歯根をあごの骨に直接埋め込むため、天然歯に近いフィット感としっかり噛める安定性が魅力です。
    硬い食べ物も快適に楽しむことができ、「まるで自分の歯のように使える」という安心感があります。

    また、入れ歯は歯ぐきに圧力がかかるため、長期使用によって顎の骨が徐々に吸収されやすいという特性があります。
    骨が痩せてしまうと合わなくなり、作り直しや調整が頻繁に必要になることもあります。
    その点、インプラントは噛む刺激が骨に伝わるため、骨の維持にも貢献できるのが大きな特長です。

    大杉歯科医院では、患者さまのライフスタイルやご希望を丁寧にうかがい、見た目・噛む力・長期的な予後を含めた多角的な視点から、最適な治療をご提案しています。

  • ブリッジとインプラントの違い
    02

    ブリッジとインプラントの違い

    ブリッジは、歯を失った部分の両隣の歯を支えにして、橋を架けるように人工歯を固定する治療法です。
    見た目の自然さや固定性の高さから、今も多くの方に選ばれています。

    ただし、健康な歯を削らなければならないという点は大きなデメリットです。
    一度削った歯は構造的に弱くなりやすく、将来的に虫歯や破折などによって再治療や抜歯が必要になるリスクを抱えることになります。
    つまり、1本の欠損が、他の健康な歯にまで影響を及ぼしてしまう可能性があるのです。

    また、ブリッジは失った歯の部分に直接力がかからないため、骨に刺激が加わらず、時間とともに骨が痩せてしまうという点にも注意が必要です。
    見た目には整っていても、歯ぐきのへこみや人工歯の浮きが目立つようになることもあります。

    インプラントであれば、隣の歯を削らず、1本単位で完結できるのが大きな利点です。
    機能性・審美性・骨の保持という3つの要素をバランスよく満たし、**“自分の歯として末永く使える”**というのがインプラントの魅力です。

    もちろん、患者さまの状態やご希望によっては、ブリッジが最適な選択となる場合もあります。
    大杉歯科医院では、CT撮影や咬み合わせの診査を通じて、無理なく納得できる治療法を一緒に考え、決してインプラント一択で進めるようなご提案はいたしません。

    「入れ歯か、ブリッジか、それともインプラントか——」
    治療法にはそれぞれ異なる特長と向き・不向きがあります。

    私たちは、その違いをわかりやすく丁寧にお伝えし、患者さま自身が納得して選べる診療を大切にしています。

    「どの治療法が自分に合っているのか分からない」
    そう感じたときは、ぜひお気軽にご相談ください。
    あなたにとっての“最適な一手”を、一緒に見つけていきましょう。

Boneanchoredbridge
ボーンアンカードブリッジ
(即日入れ歯)

その日のうちに
理想的な仮の歯を固定します

 総入れ歯の方や多くの歯を失った方に、4~6本のインプラントをバランスよく埋入し、その日のうちに理想的な仮の歯を固定する治療法のことです。手術当日から軽い食事ができ、会話にも困りません。見た目にも自然な仕上がりです。

ボーンアンカードブリッジ(即日入れ歯)が向いている方

総入れ歯をしている

ほとんど歯を失っている

歯周病で多くの歯がグラグラ

むし歯で多くの歯がボロボロ

固定された歯を早く入れたい

バランスの良い綺麗な歯にしたい


メリット

1.お口全体の噛み合わせが改善できる
2.セラミックで理想的な歯の形態を再現するので、美しい口元になる
3.(条件が良ければ)手術当日に仮歯を固定できる
4.義歯と比べると噛める力が大きい

デメリット

1.外科的な処置が必要
2.費用がかかる

ボーンアンカードブリッジ(即日入れ歯)を長持ちさせるために

定期的なメンテナンスを!
 ボーンアンカードブリッジ(即日入れ歯)治療後は、半年~1年に1度は必ずメンテナンスにお越しください。それがインプラントを長持ちさせる秘訣です。  インプラントがダメになる原因は様々で、お口の中の清掃状態が悪い、過度に強い力で噛んでいる、薬の副作用、体質、喫煙など、何が災いするのか限定することができません。
 ですから予防することが大切です。私たちは定期的なメンテナンスで、インプラントやその周囲の組織に異常はないか、インプラントがダメになるリスクにさらされてないか、厳しくチェックします。
 また、人工歯は長年使うとすり減っていきます。(すり減らないほど硬い材料ではインプラントがダメになります。)過度にすり減ると、噛み合わせの高さが狂うため、それもインプラントに良くありません。検診で状態をチェックし、良い頃合いに作り直しをご提案しています。
Implant overdenture
インプラント
オーバーデンチャー

「総入れ歯をより快適に使いたい方へ」

 入れ歯自体を固定させるしっかりとした土台がなく、また噛む力によって入れ歯が沈み込んでしまう場合に入れ歯に固定源をつけるインプラントオーバーデンチャーと呼ばれる治療法があります。
 あごの骨にインプラントを2~4本埋入し、それを固定源として入れ歯がずれたりがたついたりすることを防ぎます。特に下顎の総入れ歯に適している治療法です。

主なアタッチメント

1 Magnet Type 磁石タイプ

 インプラントの頭に自生金属をつけ、入れ歯側に埋め込んだ磁石の力によって留めます。

2 Locator Type ロケータータイプ

 インプラントに、ロケーターという器具(側面に溝のついた金具)をつけ、入れ歯側の留め具をパチッとはめ込んで使います。

メリット

1.インプラントを用いることで、通常の義歯よりも安定する
2.通常の義歯よりも噛める力が大きい
3.取り外しが可能なため、口腔外での清掃ができる

デメリット

1.食事の度に取り外しし、口腔外で清掃する必要がある
2.外科的な処置が必要
3.費用がかかる

Immediate implant placement
抜歯即時埋入インプラント

「患者さまにやさしい、抜歯後、
即時埋入するインプラントです」

「他院で抜歯しかない」と言われても、諦めてはいけません。
 通常のインプラント治療では、一次手術でインプラントを埋入し、二次手術で歯肉が治癒してから型採りをし、被せ物を装着するという流れでトータルの治療期間は下顎であれば5~6ヶ月、上顎で8~9ヶ月かかります。しかし、『抜歯即時埋入インプラント』での治療期間は、3~4ケ月程度でインプラントが可能です。

 「従来のインプラント治療にくらべ治療期間の大幅な短縮につながる治療法」で、1回の手術で、抜歯からインプラント埋入までを行う「抜歯即時埋入インプラント」という治療方法を行っています。
 従来のインプラント治療と違い、歯肉の切開を行いません。
 切開を必要とする手術を行わないことで患者様の身体への負担が少なく済み、治療期間の大幅な短縮につながる治療法を採用しています。

メリット

1.顎の骨を削る量や時間が少なくて済むので、痛みが少なく腫れることがほとんどない
2.抜歯とインプラント埋入の2回の手術が1回で済むため、身体的、精神的負担が少ない
3.抜歯と同時にインプラントを埋入するので通常の半分の治療期間で済む
4.傷口の回復が早い
5.インプラント埋入部周囲の組織に影響を与えにくい

治療の流れ

1 counseling カウンセリング・検査

ヒアリングとカウンセリングから始めます。 その上で、インプラントを植立する位置、深さ、角度までを綿密に検討し診査、診断を行います。その際、大体の費用や期間をお伝えします。

2 care cleaning 抜歯&インプラント埋入

抜歯して即座にインプラントを埋入します。その際、感染が起きないよう抜歯窩内の清掃を十分に行います。

3 Implant 抜歯窩保存術

抜歯後、骨移植・メンブレンの設置を行い、骨吸収を最小限にする処置のことを抜歯窩保存術と言います。これにより最大限の骨量を確保し、インプラント手術をスムーズに行うことが可能となります。

4 supplement 最終補綴物を装着

一定期間を経過するとインプラント周辺は新しい骨で囲まれ、歯肉も治癒していきます。それを確認し、最終補綴物の作成に取り掛かります。当院ではジルコニアやセラミックを上部構造を作成しています。

Peri-implantitis
インプラント周囲炎とは

「インプラント周囲粘膜炎、
インプラント周囲炎の2つがあります」

 インプラント自体はチタンからできているため、インプラントそのものが腐食を起こしたり、破折したりすることは非常に稀です。一方で、インプラントが清掃不良になると支えている周りの歯ぐきや骨が炎症を起こし、インプラント周囲の粘膜が腫れたり、進行すると骨が溶けてしまうことがあります。
 これをインプラント周囲疾患と呼び、その進行の程度によりインプラント周囲粘膜炎とインプラント周囲炎の2つに大別されます。

インプラント周囲粘膜炎とは
 インプラント周囲の粘膜のみに腫れや発赤がみられる場合、インプラント周囲粘膜炎と診断されます。インプラント周囲粘膜炎のほとんどが、インプラントクラウンの周囲の清掃不良が原因であるため、インプラントのクリーニングと抗生剤の局所・全身的投与によって改善します。
 インプラント周囲の軟組織における炎症であり、支持骨の喪失がない。
  病因に対する早期の介入と除去により可逆的である
インプラント周囲炎とは
 インプラント周囲の粘膜だけではなく、インプラントを支える周囲の骨まで炎症が進行し、骨の一部が吸収している(溶けてなくなっている状態)場合は、インプラント周囲炎と診断されます。インプラント周囲炎の場合、粘膜の炎症をおさえることは可能ですが、失われた骨が戻ることはありません。インプラント周囲粘膜炎と同様にインプラントのクリーニングや投薬に加え、場合によっては外科的なデブライドメント(粘膜を開いて直接的に汚染したインプラント表面の清掃)を行うこともあります。あまりに骨の吸収が著しい場合には、インプラントを除去するこもあります。
インプラント周囲の軟組織の炎症に加え、支持骨の喪失がある。
  臨床的に不可逆的である。

インプラント周囲粘膜炎とインプラント周囲炎を発症・進行に導く可能性のあるリスクファクター

1.口腔衛生不良
2.歯周病の既往
3.糖尿病
4.喫煙
5.飲酒
6.遺伝的要因
7.治療後の不適切なメインテナンス
8.インプラントの表面性状
9.歯周病の既往歴

2013年AAPより

1.過剰な圧力(0.25N以上)によるプロービング
2.インプラント汚染除去用でない金属製チップの使用
3.不適切なレーザーの使用

インプラントを 長く快適に使い続けるために

治療後のメンテナンスと
定期検診の重要性

治療後のメンテナンスとと定期検診の重要性

インプラントは、人工歯根を顎の骨に埋め込むことで、天然歯に近い噛み心地と安定性を得られる治療法です。
しかし、インプラントは「治療が終われば完了」ではありません。**むしろ、治療後からが“本当のスタート”**です。

インプラントには歯根膜が存在しないため、細菌の侵入に対して天然歯よりも抵抗力が弱くなります。
特に注意が必要なのが「インプラント周囲炎」です。これは歯ぐきや骨に炎症が広がる疾患で、進行するとインプラントの脱落にもつながる重大なトラブルです。

そのため大杉歯科医院では、治療が完了した方に対して、3~6ヶ月に1回の定期検診と専門的なメンテナンスを強くおすすめしています。

定期検診では、以下のようなチェックと処置を実施しています:

  • インプラントにグラつきがないか、咬み合わせの変化はないかの確認
  • 歯ぐきの状態(発赤・出血・腫れなど)の評価
  • インプラント専用器具を用いた精密クリーニング(人工歯を傷つけない特殊素材を使用)
  • ご自宅でのケア方法や道具の見直し、ブラッシング指導

また、喫煙・糖尿病・噛みしめなどのリスク因子に応じたメンテナンス計画を個別に設計し、インプラントを長く健康に保つための仕組みを整えています。

私たちは、**治療後も「安心して通い続けられる環境」**を大切にし、継続的なサポート体制を構築しています。

日常生活で気をつけたいこと

日常生活で気をつけたいこと

インプラントを長期的に機能させるためには、日々の生活習慣にも配慮が必要です。
以下のようなポイントを意識することで、インプラントの寿命を大きく伸ばすことができます。

  • 正しいセルフケアの継続

    インプラントの周囲にもプラーク(歯垢)は溜まります。天然歯と同様に、歯ブラシ・デンタルフロス・歯間ブラシなどを併用した丁寧な清掃が不可欠です。歯ぎしりや食いしばりがある方には、ナイトガード(就寝時マウスピース)の使用を提案しています。

  • 喫煙の影響に注意

    喫煙はインプラント周囲炎のリスク因子の一つであり、治癒の妨げにもなります。
    禁煙が望ましいですが、難しい場合には定期的なケアの強化と医師との連携で対応します。

  • 食生活の見直し

    氷・硬い煎餅・骨付き肉など、強い咀嚼力を必要とする食品の頻繁な摂取は控えることをおすすめします。
    また、糖分が多い食事は歯ぐきに悪影響を及ぼす可能性があるため、バランスの取れた食習慣を心がけましょう。

  • 全身疾患との関係性

    糖尿病・高血圧・骨粗鬆症などの持病がある場合、インプラントの安定性にも影響が及ぶことがあります。
    当院では、主治医との情報共有を行いながら、内科的疾患をお持ちの方にも安全なインプラント維持管理を行っています。

インプラントを「治療して終わり」にしないためには、治療後のケアと生活習慣の見直しが非常に重要です。
大杉歯科医院では、治療からメンテナンス、その先の予防まで、生涯を見据えたインプラント管理体制を整えています。

“ずっと快適に使い続けたい”という想いに、私たちは最後まで寄り添い続けます。

Price
当院のインプラント治療の
費用

費用の内訳と大杉歯科医院の透明性

インプラント治療は健康保険の適用外となる自由診療であり、治療費用は数十万円~100万円を超えるケースも珍しくありません。
そのため、金額だけを見ると「高い」と感じられるかもしれませんが、重要なのは“その中身に納得できるか”という点です。

大杉歯科医院では、以下すべての項目を含めた明瞭な料金設計を行い、事前にしっかりとご説明いたします:

費用

処置 種類 料金
インプラント インプラント埋入(1st stage) ¥150,000〜200,000
頭出し(2nd stage) ¥50,000
仮歯(テンポラリーシリンダー+シェルテック) *ファイナルの費用に含める
ステント ¥10,000
サージカルガイド ¥100,000
インプラント上部(ジルコニア築盛) ¥150,000
インプラント上部(ジルコニアステイン) ¥150,000
サイナスリフト ¥100,000〜300,000
※インプラント治療は自費診療(保険適用外)です。
※デンタルローンも使用可能です。
※価格はすべて税抜です。

費用に見合った安心と結果を提供するために、大杉歯科医院では**“見えない部分のサポート”にも徹底してこだわり**を持っています。

10年、20年先も変わらず快適に噛める未来のために――
「信頼できる治療」と「納得できる費用」、そして「安心できる保証」を、すべて揃えた環境でお迎えします。
インプラント治療をご検討の際は、どうぞお気軽にご相談ください。

Contact
お問い合わせ

インプラント治療に
精通した歯科医師による

「無料カウンセリングのご案内」

大杉歯科医院では、歯を失った方を対象に、無料のインプラントカウンセリングを実施しています。
「歯がない状態をそのままにしている」「他院で治療を断られた」など、どんなお悩みにも真摯に向き合い、今後の選択肢をご提示いたします。

ご相談を担当するのは、インプラント症例の豊富な歯科医師です。歯科用CTをはじめとした精密な検査結果をもとに、患者さま一人ひとりに適した治療プランをご提案します。
お口の健康は時間とともに変化します。まずは現状を把握することから始めてみませんか?
無理な勧誘などは一切行いませんので、安心してご予約ください。

TOP