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即時インプラント(最新のルートメンブレンテクニック)
こんにちは!、三重県津市 大杉歯科医院 院長の大杉和輝です!
今日は、抜歯即時インプラント(即日インプラント、即時インプラントなどと呼ばれることもあります)について書いていこうと思います。
後半では、最新のルートメンブレンテクニック(PET :パーシャルエクストラクションセラピー)もご紹介していきます。
⇧根の一部を残すことで、抜歯に伴う骨の吸収を最大限抑える術式のことです⇧
*骨の吸収を抑えることで、抜歯前の骨・歯肉の状態が維持でき、インプラントの上部構造を着けたときの見た目が良くなります。
当院の即時インプラント治療例(ルートメンブレンテクニックを併用) *リンクあり
名前の通り「抜歯した当日にそのままインプラントを埋入する治療法」のことです。
インプラント埋入と同時に、歯槽堤温存術(骨の吸収を抑制する処置)を行うことで、抜歯する前の歯茎の状態を可能な限り維持し、美しい歯の形態を再現していきます。
抜歯窩(抜歯した後の穴)に様々な材料(骨補填材や膜など)を用いて、「抜歯後の骨の吸収を抑える治療法」のことです。
通常、前歯部の抜歯を行うと、束状骨という歯根膜から血液供給を受けている歯の周囲の骨が吸収してしまいます。それによりインプラント唇側部の骨が不足し、見た目が悪くなったり、最悪の場合、インプラントの本体(フィクスチャー)が露出することもあります。
Araujo MG 2005
それを防ぐため、抜歯と同時にインプラントを埋入していく場合は、歯槽堤温存術により、抜歯後の骨の吸収を抑える必要がでてきます。
ただ、この方法で抜歯前の状態を完全に維持することはできません。多少の骨の吸収が起こり、その程度によっては、最終的な見た目に悪影響を及ぼす場合もあります。
そういったリスクを最小限に減らすため、ルートメンブレンテクニック(PET:パーシャルエクストラクションセラピー)という術式を、当院では用いています。
文字通り「根の一部を残すことで、抜歯に伴う骨の吸収を最大限抑える術式のこと」です。
前歯部の抜歯を行うと、束状骨(歯根膜から血液供給を受けている歯の周囲の骨)が吸収してしまうのですが、根の一部を残すことで、束状骨の吸収を抑えることができます。
骨の吸収を抑える能力は、ルートメンブレンテクニック(PET:パーシャルエクストラクションセラピー)>歯槽堤温存術 と考えています。
*ルートメンブレンテクニックを用いる場合は、束状骨の吸収を最大限抑えることができるからです。
メリット
・(歯槽堤温存術と比べて)骨の吸収を最大限抑えることができる。
・骨の吸収を最大限抑えることで、美しい見た目を再現できる。
・即時インプラントと併用することで、(通常のインプラント治療と比べ)痛みが少なく・治療期間も短縮することができる。
・即時インプラントを併用することで、(初期固定が良ければ)当日に仮歯を入れることができる。
デメリット
・根を残すことで、合併症が起こるリスクが少しある。(感染、根の移動など)
・抜歯予定歯の唇側部に残せる根が残っている。
・残す唇側部の根が健康である⇨歯周病が進んでいない、虫歯に感染してない、歯根破折してない。
今日は、抜歯即時インプラント(即日インプラント、即時インプラントなどと呼ばれることもあります)について書いていこうと思います。
後半では、最新のルートメンブレンテクニック(PET :パーシャルエクストラクションセラピー)もご紹介していきます。
⇧根の一部を残すことで、抜歯に伴う骨の吸収を最大限抑える術式のことです⇧
*骨の吸収を抑えることで、抜歯前の骨・歯肉の状態が維持でき、インプラントの上部構造を着けたときの見た目が良くなります。
当院の即時インプラント治療例(ルートメンブレンテクニックを併用) *リンクあり
抜歯即時インプラントとは?
名前の通り「抜歯した当日にそのままインプラントを埋入する治療法」のことです。
インプラント埋入と同時に、歯槽堤温存術(骨の吸収を抑制する処置)を行うことで、抜歯する前の歯茎の状態を可能な限り維持し、美しい歯の形態を再現していきます。
歯槽堤温存術とは?
抜歯窩(抜歯した後の穴)に様々な材料(骨補填材や膜など)を用いて、「抜歯後の骨の吸収を抑える治療法」のことです。
通常、前歯部の抜歯を行うと、束状骨という歯根膜から血液供給を受けている歯の周囲の骨が吸収してしまいます。それによりインプラント唇側部の骨が不足し、見た目が悪くなったり、最悪の場合、インプラントの本体(フィクスチャー)が露出することもあります。
Araujo MG 2005
それを防ぐため、抜歯と同時にインプラントを埋入していく場合は、歯槽堤温存術により、抜歯後の骨の吸収を抑える必要がでてきます。
ただ、この方法で抜歯前の状態を完全に維持することはできません。多少の骨の吸収が起こり、その程度によっては、最終的な見た目に悪影響を及ぼす場合もあります。
そういったリスクを最小限に減らすため、ルートメンブレンテクニック(PET:パーシャルエクストラクションセラピー)という術式を、当院では用いています。
ルートメンブレンテクニック(PET:パーシャルエクストラクションセラピー)
文字通り「根の一部を残すことで、抜歯に伴う骨の吸収を最大限抑える術式のこと」です。
前歯部の抜歯を行うと、束状骨(歯根膜から血液供給を受けている歯の周囲の骨)が吸収してしまうのですが、根の一部を残すことで、束状骨の吸収を抑えることができます。
骨の吸収を抑える能力は、ルートメンブレンテクニック(PET:パーシャルエクストラクションセラピー)>歯槽堤温存術 と考えています。
*ルートメンブレンテクニックを用いる場合は、束状骨の吸収を最大限抑えることができるからです。
ルートメンブレンテクニック(PET:パーシャルエクストラクションセラピー)のメリット・デメリット
メリット
・(歯槽堤温存術と比べて)骨の吸収を最大限抑えることができる。
・骨の吸収を最大限抑えることで、美しい見た目を再現できる。
・即時インプラントと併用することで、(通常のインプラント治療と比べ)痛みが少なく・治療期間も短縮することができる。
・即時インプラントを併用することで、(初期固定が良ければ)当日に仮歯を入れることができる。
デメリット
・根を残すことで、合併症が起こるリスクが少しある。(感染、根の移動など)
ルートメンブレンテクニック(PET:パーシャルエクストラクションセラピー)の適応症
・抜歯予定歯の唇側部に残せる根が残っている。
・残す唇側部の根が健康である⇨歯周病が進んでいない、虫歯に感染してない、歯根破折してない。
510-0303
三重県津市河芸町東千里175-2
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