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歯周病とインプラントの怖い関係・・・
こんにちは!、三重県津市 大杉歯科医院 院長の大杉和輝です!

今回は「歯周病とインプラントの関係」について書いていこうと思います。


インプラント治療前に必要なこと

歯周病で歯を失い、インプラント治療を希望される患者様は少なくありません

そのような方に対しては、インプラント治療の前に「歯周病に対する治療」が必要となってきます。

歯周病の既往がある患者は、健常者と比べ、インプラント周囲の炎症やインプラントの失敗が生じるリスクが高い
と言われているからです。Karoussis IK 2003

現在では、「インプラント治療の長期予後をより良くするため」以下のことが推奨されています。


1.インプラント埋入前に、歯周病に対する適切な治療を行う
2.治療後に適切なメインテナンスを実施する


インプラント周囲粘膜炎・周囲炎のリスクファクター

1.口腔衛生不良
2.歯周病の既往
3.糖尿病
4.喫煙
5.飲酒
6.遺伝的要因
7.治療後の不適切なメインテナンス
8.インプラントの表面性状
9.歯周病の既往歴


歯周病の治療で行うこと

重度歯周炎に対し歯周病の治療を行った症例 *リンクあり


歯周病の治療で行うこと=「炎症のコントロール」


1.歯肉縁上=プラークコントロール‥患者様ご自身が中心となり、日々のブラッシングで綺麗にしていただきたいエリアです。



2.歯肉縁下=根面のデブライドメント‥ご来院いただき1歯ずつ丁寧に歯茎の中の歯石を除去します。


歯肉縁上のプラークコントロールだけでもある程度歯肉の炎症は改善されますが、歯ブラシの毛先が歯肉縁下に届く範囲はせいぜい3mmが限度です。そのため歯周ポケットが深い場合は歯肉縁下へのアプローチが必要となります。

その反対に、プラークコントロールが十分にできていない状態で歯肉縁下の治療を行っても治りが悪く、再度炎症する可能性が高くなります。
すなわち歯茎の炎症をコントロールするためには、プラークコントロールと根面のデブライドメントを十分に行うことが必要となります。

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