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インプラントの寿命はどれくらい?長持ちさせるコツと注意点

インプラントってどれくらいもつの?―気になる「寿命」の本当のところ

「インプラントって一度入れたら一生使えるの?」
「10年後、20年後もちゃんと使えるのか心配…」

歯を失ったあとの治療法として、見た目・機能・快適さを兼ね備えたインプラントは、多くの患者さまに選ばれています。しかしその一方で、「インプラントの寿命はどれくらい?」というご質問を受けることがよくあります。

今回は、インプラントの寿命に関する正しい知識と、長持ちさせるために必要なことを、歯科医師の視点から丁寧にご紹介します。


インプラントは一生もつ?―平均寿命の目安とは

結論からお伝えすると、インプラントの寿命は平均10〜15年といわれています。しかし、適切なケアとメンテナンスを続けていれば、20年以上使い続けられるケースも多く報告されています

実際、世界的に見てもインプラントの10年後の残存率は90〜95%、20年後でも80%以上というデータがあり、非常に高い成功率を誇る治療です。

では、その寿命を左右する要素にはどんなものがあるのでしょうか?


インプラントの寿命を左右する3つのポイント

1. 毎日のセルフケア

インプラントは虫歯にはなりませんが、「インプラント周囲炎」という歯周病のような炎症が起こることがあります。これを放置すると、インプラントを支えている骨が溶けて脱落の原因に

対策
・歯ブラシだけでなく、フロスや歯間ブラシを使って清掃
・就寝前は特に丁寧にケアする
・喫煙はインプラント周囲炎のリスクを高めるため控える

2. 定期的なメンテナンス

インプラント治療後は、必ず歯科医院での定期検診・クリーニングが必要です。専用の器具を使ってインプラント周囲のプラークを除去し、炎症の早期発見につなげます。

対策
・3〜6ヶ月に一度の定期検診を習慣にする
・異変を感じたら早めに受診する

3. 噛み合わせのバランス

インプラントは天然歯とは異なり、咬合力(かむ力)を分散させる機能がありません。そのため、強く噛みすぎたり、歯ぎしりがあったりすると、過度な力がインプラントに集中してしまい、被せ物の破損やインプラント体の緩みにつながることがあります。

対策
・咬み合わせの定期チェック
・歯ぎしりがある方はナイトガード(マウスピース)を活用


入れるだけで終わらない。それがインプラントの本当の価値

インプラントは、「人工歯根」としてあごの骨としっかり結合するため、見た目や噛み心地が非常に自然で、隣の歯にも負担をかけません

しかし、「治療が終わったから安心」というわけではなく、治療後の管理をどれだけ丁寧に行うかで寿命が大きく変わるという点が、ブリッジや入れ歯との大きな違いです。

大杉歯科医院では、インプラント治療を受けた患者さまに、専用のメンテナンスプログラムをご案内しています。単に「長持ちさせる」だけでなく、快適な生活を維持するためのトータルサポートを大切にしています。


まとめ|インプラントの寿命は「使い方」次第。未来の健康を一緒に守りましょう

インプラントの寿命は、「一度入れたら何年もつか」という単純な話ではありません。あなた自身のケアと、歯科医院でのサポート体制があってこそ、10年後・20年後も変わらず快適に使い続けることができます。

「これからインプラントを考えているけれど、寿命が気になる」
「今あるインプラントを長持ちさせたい」

そんな方は、ぜひ一度、三重県津市の大杉歯科医院までご相談ください。
あなたの人生とともに歩めるインプラント治療を、私たちが責任をもってご提案します。
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